『シャークネード』アンソニー・C・フェランテ監督の才能を感じさせた一本 『ヘンゼルとグレーテル おそろし森の魔女』


ヘンゼルとグレーテル おそろし森の魔女
2013年7月3日リリース

 


 

 

 

アサイラムらしからぬシリアスなタイプのホラー作。
”おそろし森”なんてついているので、少々かわいげのあるファンタジーな雰囲気を醸し出していますが、音、そして映像で、徹底的に恐怖演出してくれる完璧なホラー作です。
童話としても有名な題材だからと言ってなめてかかると大変なことになります。
特に、残虐シーンはエグさ抜群。
お子様と一緒に観られる作品ではありませんので要注意です。

監督は『シャークネード』シリーズのアンソニー・C・フェランテ
ちょうど『シャークネード』を製作する一本前の作品にあたるのが本作。
リリース当時の比較的ゆるかったアサイラム作品のホラーとは一線を画するクオリティの高さで、新しい才能の予感を充分に感じさせるものでした。

当サイト的には、『アーミー・オブ・ダークネス』で鬼のような将軍を演じたスティーヴン・フェルティが保安官役で登場したり、『ロサンゼルス女子刑務所』でイヤミでスケベな所長を演じたスティーブ・ハンクスがヘンゼルとグレーテルの父親役として登場しているところにもぜひご注目していただきたいところです。

Hulu アサイラム特集でもご覧いただけます
 
当サイト編集員の中野ダンキチによる『ヘンゼルとグレーテル おそろし森の魔女』観てから読んで解説も合わせてご覧ください
(※情報は2018年1月10日時点のものです)

 

 

STORY
アメリカの田舎町で暮らす、双子の兄妹。
兄のヘンゼルは、ゲームおたくの変わり者。
妹のグレーテルは、町一番のパン屋で働いている。
その店は、女主人リリスが作る絶品ミートパイが人気だ。
ある日、2人は夜の森で道に迷い、不気味な洋館にたどり着く。
そこはリリスが誘拐した人々を地下室に監禁し、太らせてはカマドで焼いている恐怖の館だった。
リリスの正体は、人間の心臓を食べて永遠の生命を手に入れた魔女。
そしてその狙いは、グレーテルを自らの後継者にすることだった!!

 

 

CAST/STAFF/SPEC
キャストディー・ウォレス「E.T」/ステファニー・グレコ「地球が静止した日」/ブレント・リディク「ヘンゼルvsグレーテル」「ダークネス・ナイト」
スティーヴン・フェルティ「アーミー・オブ・ダークネス」/スティーブ・ハンクス「ロサンゼルス女子刑務所」
スタッフ 監督:アンソニー・C・フェランテ/脚本:ホセ・プレンデス/製作:デヴィッド・マイケル・ラット
音楽:アラン・ハワースタイトル
 
ヘンゼルとグレーテル おそろし森の魔女
2013年7月3日リリース
アメリカ/2013年度/90分/ホラー
原題:HANSEL AND GRETEL
発売:ニューセレクト株式会社
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