カンヌ国際映画祭正式出品作品『2重螺旋(らせん)の恋人』2018年8月4日(土)日本公開決定


『2重螺旋(らせん)の恋人』
2018年8月4日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開

 


 

世界三大映画祭の常連でありフランスを代表する映画作家フランソワ・オゾンの最新作『L’amant Double』が、邦題『2重螺旋(らせん)の恋人』に決定。
2018年8月4日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにてキノフィルムズ配給にて全国公開が決定。合わせてシーン写真3点も解禁です。

本作は『スイミングプール』『8人の女たち』などサイコスリラーの名手として知られる鬼才オゾンが、4年の構想期間を経て放つ極上の心理サスペンス。
主人公クロエが、容姿は同じで中身は正反対の双子の精神科分析医・ポールとルイとの禁断の関係にのめり込んでいく姿を、鮮烈かつ官能的に描き出します。
米国の女性作家ジョイス・キャロル・オーツの双子をテーマとした短編小説をオゾンが大胆に翻案。
「この短編を読み、双子についてリサーチをしている中で、これまでに見たことのない幻想的で恐ろしい現実に思いめぐらせ、映画化がひらめいた」と語っています。

クロエを演じるのは、『17歳』で売春に手を染める名門女子高生を演じてカンヌを騒然とさせたマリーヌ・ヴァクト
そのクロエと心理的にも肉体的にも激しい駆け引きを演じる双子の精神分析医を、『しあせの雨傘』『最後のマイ・ウェイ』のジェレミー・レニエが演じます。
また、ポールとルイの過去に関わる重要な役どころで、『映画に愛をこめて アメリカの夜』の名女優ジャクリーン・ビセットが出演するのも見逃せません。
ラストに待ち受けるのは、観客すべての予想を覆す驚愕の結末。
オゾンが仕組んだ大胆不敵なトリックを、あなたは見破れるだろうか!?

なお本作は、日仏交流160周年を迎え13年ぶりに横浜で開催される「フランス映画祭2018」での上映も決定。合わせてフランソワ・オゾン監督の来日も予定されています。

 

STORY
原因不明の腹痛に悩まされるクロエは、精神分析医ポールの元を訪れる。
穏やかなカウンセリングにより痛みから解放されたクロエは、ポールと恋に落ち、同居を始める。
そんなある日、クロエは街でポールそっくりの男と出会う。
ルイと名乗る男はポールと双子で、しかも同じ精神分析医だという。
なぜポールはルイの存在を隠しているのか?
真実を突き止めるためルイの診察室に通い始めたクロエは、優しいポールと違って傲慢で挑発的なルイに惹きつけられていく…。

 

 

CAST/STAFF/SPEC
【CAST】マリーヌ・ヴァクト、ジェレミー・レニエ、ジャクリーン・ビセット、ミリアム・ボワイエ、ドミニク・レイモン
【STAFF】監督・脚本:フランソワ・オゾン 原作:ジョイス・キャロル・オーツ「Lives of the Twins」 音楽:フィリップ・ロンビ

 
『2重螺旋(らせん)の恋人』
2018年8月4日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
フランス/2017年/107分/カラー/スコープ/5.1ch
日本語字幕:松浦美奈
原題:L’amant Double
配給:キノフィルムズ R-18
©2017 – MANDARIN PRODUCTION – FOZ – MARS FILMS – FILMS DISTRIBUTION – FRANCE 2 CINÉMA – SCOPE PICTURES / JEAN-CLAUDE MOIREAU