『かぞくわり』
2019年正月第2弾スバル座ほか全国ロードショー
奈良県で映画を作り続けている地域に根差した映画監督の塩崎祥平が、作家の折口信夫著「死者の書」をヒントに日本の家族のあり方を描く、奈良県発の映画を製作しました。
核家族化が進む日本社会で家族が割れていく状況を危惧し、日本で最も古い歴史を持つ奈良の平凡な家族を通して「本当に守るべきもの、残すべきもの」を共に示しながら日本人に大切なメッセージを届ける役割を担った映画です。
主演には、本作が映画初主演となる元宝塚歌劇団宙組トップ娘役で映画『駆け込み女と駆け出し男』『チア☆ダン』などの陽月華。
共演には、『サバイバルファミリー』の小日向文世と『聖の青春』の竹下景子が夫婦役として出演しています。
監督の塩崎祥平は『茜色の約束』を奈良県大和郡山市を舞台に撮影してから実に6年ぶりに本作をオリジナルストーリーとして完成。
1300年以上の歴史を誇る国宝の當麻寺や日本最古の神社で知られる大神神社など、特別な許可と協力を得て、映画至上初の撮影で映画史に残る映像を残していることも話題です。
公開は、2019年正月第2弾として有楽町スバル座ほか全国ロードショーが決定しています。
《『かぞくわり』クラウドファンディング》
オフィシャルサポーターを募集すべく、クラウドファンディングも3000円~100万円という幅広いプラン設定でスタートしています。
注目は、作品のテーマである日本の家族のあり方の象徴とも言えるエンドロールに家族写真を掲載コース(10000円~)。
参加すれば、あなたとご家族の皆さんが、きっと公開が待ち遠しくてしかたなくなること請け合いです。
クラウドファンディングは、2018年7月4日までが募集期間です。どうぞお見逃しなく。
そしてそこに祀られる曼荼羅を一夜にして織り上げたという伝説の姫がいた。
姫の生まれ変わりの香奈(陽月華)は、その土地の平凡な家庭で育つが、親(小日向文世、竹下景子)に画家になる夢を拒絶されてから定職にもつかず38歳になっても親と同居の実家暮らしだった。
一見平凡な家族生活に結婚して家を出た妹の暁美(佃井皆美)が姪の樹月(木下彩音)と出戻りしてきた。
暁美が香奈のニートな人生を否定し、家族のあり方に意見したことから家族生活に混乱をもたらす。
そして香奈の前に現れた謎の青年が香奈を再び画家の世界へと導いたことから街全体を巻き込む大騒動へと発展していく。
すると香奈の中に眠っていた姫の魂が目覚め始める。
【STAFF】監督・脚本:塩崎祥平
『かぞくわり』
2019年正月第2弾スバル座ほか全国ロードショー
2018/日本/カラー/ビスタ/5.1ch/125 分(予定)
製作:「かぞくわり」LLP
©2018「かぞくわり」LLP