ムービープラス in 東京コミコン2017 ブラピが下北沢からやって来た? & 世界が注目“驚異の画力” 2つのトークイベント実施

”アサイラムアワー”で話題の「ムービープラス」が、12 月 2 日(土)に東京コミコンのメインステージで 2 つのイベントを実施。
一つは「アサイラム・アワー」の放送開始を記念し、『シャークネード ワールド・タイフーン』吹替声優で、ブラッド・ピットやアイアン・ジーリングの吹き替えでおなじみの堀内賢雄と、ベネディクト・カンバーバッチの吹き替えを多く担当する三上哲によるトークショー。
そしてもう一つ、世界から注目を集めている“驚異の画力”を持つキム・ジョンギと、「トライガン」「血界戦線」で知られる漫画家 内藤泰弘のトークショーが行なわれました。

 


①アサイラム・アワー放送開始記念 吹替王国 in 東京コミコン
声優をフィーチャーし、インタビューと吹替映画を特集放送するムービープラスの人気企画「吹替王国」が、東京コミコンのステージに登場!
11 月からスタートしたトンデモ映画放送枠「アサイラム・アワー」の放送開始を記念して、『シャークネード ワールド・タイフーン』声優陣が登壇し、「シャークネード」シリーズの見どころや吹き替えについてトークが展開されました。

《イベントレポート》
ステージ裏からブラッド・ピットとベネディクト・カンバーバッチの声が聞こえてくると、会場からはざわめきの声が。
下北沢からやって来たというブラッド・ピット、その声の正体は「シャークネード」シリーズの主人公フィンの吹き替えを務めた声優の堀内賢雄さん。
そしてイギリスのベイカー街からやってきたと話すベネディクト・カンバーバッチの声の正体は、三上哲さんでした。
さっそくステージに登場したおふたりは、立ち見が出るほどの人で埋め尽くされた客席を見るなり興奮気味。

そんな熱気溢れる会場で、おふたりが吹き替えた『シャークネード ワールド・タイフーン』について「サメが竜巻に乗って日本にやって来ます!下北沢に来たら、私が倒します(笑)」と力強く語る堀内さんの言葉で、会場は笑いに包まれました。
本作(ギルバート役:デヴィッド・ハッセルホフ/ルーカス役:フランキー・ムニッズ など)は「軽い感じで役作りした」という三上さん。「(声優は)体を動かせないぶん、より(役者の)動きを感じて演じるようにしています」と、吹き替えの極意を教えてくださいました。

一番印象に残っているキャラクターを聞かれると、堀内さんは「長く演じていることもあって、フルハウスのジェシーおいたんです。歌のシーンで苦労したけど、それも今は喜び」と話し、三上さんは「シャーロック役をやらせてもらってから、ほかの色々な役をやらせていただくようになった。僕にとってシャーロックは一番大事なキャラクターです」と答えました。
トークショーの後は、おふたりによる『シャークネード ワールド・タイフーン』の一部のシーンを実際に吹き替えてしまおうという、生吹き替えコーナーを実施。
大勢のお客様を目の前に若干緊張気味のおふたりでしたが、さすがの職人技で完璧な演技を披露。お客様から大きな拍手を受けました。

続いて、会場のお客様にも参加していただく『シャークネード ワールド・タイフーン』番宣公開収録へ。サメから逃げ惑う市民をガヤとして演じていただきました。
皆様のご協力のもと、収録は一発 OK!
あまりにも完璧な出来栄えに堀内さんは「この音源録音して持って帰りたい!」と驚きを隠せない様子でした。

日時:2017年12月2日(土)14:10~14:40
出演:堀内賢雄、三上哲
会場:幕張メッセ

堀内賢雄・・・低音ながらも軽やかな独自の声質を活かし、洋画の吹き替えではブラッド・ピットやベン・スティラー、アイアン・ジーリングなどを担当。
実力派で有名で、吹き替えの他にナレーター・アニメ(「鬼平」など)・ゲーム(「メタルギアソリッド」シリーズなど)でも活躍している。

三上哲・・・ネクシード所属。主な出演作品は洋画吹替「ドクター・ストレンジ」ドクター・ストレンジ役、「SHERLOCK シャーロック」シャーロック・ホームズ役、アニメ「THE REFLECTION」イアン・イゼット/アイガイ役、ゲーム「メタルギアソリッド V ファントムペイン」オセロット役など。

「アサイラム・アワー」特設ページ
「吹替王国」特設ページ

堀内賢雄さんと三上哲さんが声をあてた日本語吹替版『シャークネード ワールド・タイフーン』は12月にムービープラスで放送

『シャークネード ワールド・タイフーン【日本語吹替版】』
ムービープラスにて下記日程で放送
放送日時:12月8日(金)深夜 1:00~2:45&12月18日(月)21:00~22:45

 


 

②キム・ジョンギ×内藤泰弘 スペシャルトークショー
日本の名だたる漫画家たちからリスペクトされ、世界各国から注目を集めている韓国のイラストレーター キム・ジョンギと、「トライガン」「血界戦線」で知られる漫画家 内藤泰弘によるトークショーが行われました。

《イベントレポート》
キム・ジョンギさんと内藤泰弘さんがステージに登場。
日本に好きな漫画家がたくさんいて影響を受けたというキムさんは、中学生時代に初めて大友克洋の漫画と出会い、特に「AKIRA」は持っている本の中で一番何度も繰り返し読んでいる大好きな作品なのだそう。
一方、「トライガン」などで知られる漫画家の内藤泰弘さんは、「キムさんのすごさを、もっとたくさんの人に伝えたくて駆けつけた」と話すほどキムさんをリスペクトしているそう。
そんなおふたりの貴重なトークセッションを一目見ようと、多くのお客様がステージに駆けつけました。
キムさんのライブドローイングの映像が大画面モニターに映し出されると、内藤さんは「うまいとしか言いようがない。
初めて彼のライブドローイングを見た人でも、みんなを納得させるだけの力がある。
ただ描いているだけで圧倒させられるというのは、素手で喧嘩が強い人という感じに近いかも」と大絶賛しました。
キムさんも、「内藤さんは、私にないものを持っている。内藤さんの描くキャラクターを見ただけで性格が分かったり、アクションもかっこいい。男性が好きな感じのストーリーも良いと思います」と話し、トップクリエイター同士の互いに寄せる熱い想いを垣間見ることのできる貴重なトークショーとなりました。

日時:2017年12月2日(土)15:40~16:15
出演:キム・ジョンギ、内藤泰弘
会場:幕張メッセ

キム・ジョンギ・・・2002 年「ヤングチェンプ」誌でデビュー作「Funny Funny」を発表。ソウルに創立した美術学校を運営し、自らも教鞭をとっている。
現在はライブドローイングを中心に世界各国で活動し、サンディエゴやニューヨークなど海外のコミコンにも参加している。
日本では、村上隆氏による招聘で東京/Hidari Zingaro で個展を実施したり、大友克洋氏のトリビュート展でライブドローイングやトークショーに登壇するなどの活動を行っている。

内藤泰弘・・・1994 年「スーパージャンプ」(集英社)に掲載された「CALL XXXX」で漫画家デビュー。
代表作に「トライガン」「トライガン・マキシマム」(少年画報社)、「血界戦線」(集英社)などがあり、共にアニメ化もされている。
また「トライガン・マキシマム」は優秀な SF 作品と評され、星雲賞を受賞。現在は「血界戦線」の新シリーズ「血界戦線 Back 2 Back」を「ジャンプ SQ.CROWN」(集英社)にて連載している。


 

ムービープラスでは東京コミコン2017の模様が下記スケジュールで放送されます

速報:東京コミコン2017
初回放送:12月18日(月)23:00~23:05/再放送:12月22日(金)13:25~13:30

「東京コミコン2017」レポート
初回放送:1月15 日(月)23:15~23:30/再放送:1月30日(火)16:00~16:15
東京コミコン 2017 の熱気あふれる会場や来日ゲストの様子、声優・堀内賢雄&三上哲が登場したステージイベントなど、盛りだくさんの内容でお届け。

「東京コミコン2017」来日ゲスト編
初回放送:1月30日(火)16:15~16:45
デンマークの至宝マッツ・ミケルセン、カール・アーバン、マイケル・ルーカーら俳優陣や、マーベルの重鎮スタン・リーほか来日ゲストの様子をたっぷりとお届けします!