映画やドラマなど、数多くの作品に名バイプレイヤーとして出演する小林稔侍主演の映画『星めぐりの町』(配給ファントム・フィルム)が、2018年1月27日より、丸の内TOEI他全国公開することが決定!
公開に先駆けて、冒頭5分間の映像が特別解禁されました。
映像は、北王路魯山人や白洲次郎に愛された、京都の名店「平野とうふ」で修行、許されて生まれ故郷である豊田市でこだわりの「平野屋豆腐店」を営む主人公・島田勇作(小林稔侍)が、まだ夜も明けていない早朝から、日課である畑仕事に精を出した後、一つ一つ丁寧に豆腐作りを行う姿を捉えるところことからはじまる。
そして、今日の豆腐の出来を丁寧に確かめている最中、家の外から聞こえる大きなバイクのエンジン音。彼は妻を早くに亡くしたため、一人娘の志保 (壇蜜)と2人暮らしをしているのだが、その娘がこれからバイクに乗って「金沢に行く」という。
「帰りはいつ?」と聞いても、無言で大型のバイクを颯爽と乗りこなして去っていく。男勝りな彼女は自動車工場の整備士でもある。
清楚かつ妖艶なイメージの壇蜜がこれまでのイメージを翻す姿を披露するのも見どころ
呆れながらも、自身の朝食の準備を始める勇作。
釜で炊いたご飯とお味噌汁、暖かい囲炉裏。
「いただきます」と、丁寧に食事を味わい始める。
豊田市全域でロケを行い、人と自然に誠実に向き合い、額に汗して働き・生きる人々の物語を描いたハートフルヒューマンドラマである本作を象徴する冒頭映像をどうぞご覧ください。
心の再生を通じて、生きていくことの大切さを教えてくれる物語。妻を早くに亡くし、一人娘の志保と二人暮らしをする主人公の島田勇作。
京都で豆腐作りの修行を積んだ勇作は、毎朝じっくりと手間と時間をかけて美味しい豆腐を作り、町の主婦や料理屋に届ける生活を続けていた。そんなある日、勇作の元に、警察官に付き添われ、東日本大震災で津波により家族全員を一瞬で失った少年・政美がやって来る。亡き妻の遠縁にあたるという政美。
突然の不幸により心に傷を抱える政美を、勇作はただ静かに見守り続ける。
自然に根差した自給自足の勇作との暮らしの中で、薄皮が一枚、また一枚とはがれるように、少しずつ心を再生させていく政美。
しかし勇作がひとりで配達に出ている最中、町が大きな揺れに襲われ、一人で留守番をしていた政美は震災の恐怖がよみがえり、姿を消してしまう…。
神戸浩 六平直政 平田満 高島礼子
スタッフ:脚本・監督:黒土三男『蝉しぐれ』
音楽:羽岡佳 エグゼクティブプロデュサー:岩城レイ子
プロデューサー:中尾幸男
製作:豊田市・映画「星めぐりの町」実行委員会
配給・宣伝:ファントム・フィルム
制作プロダクション:エース・プロダクション/ケイセブン
宣伝協力:プリマステラ映画「星めぐりの町」
2018年1月27日(土)より丸の内TOEI 他全国公開
108分/カラー/ビスタサイズ/5.1ch
(C)2018 豊田市・映画「星めぐりの町」実行委員会