『ハニーランド 永遠の谷』
今春 アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
ドキュメンタリー映画が、ドキュメンタリー映画賞部門だけでなく、『パラサイト 半地下の家族』などとともに国際映画賞(旧・外国語映画賞)部門にノミネートされるのは、アカデミー賞の歴史上初めて。
昨年のサンダンス映画祭でもグランプリを含む最多3冠、アカデミー賞の前哨戦ともいえる全米映画批評家協会賞やニューヨーク映画批評家協会賞でも最優秀ノンフィクション賞を受賞するなど、これまで各国映画祭で30以上の受賞を重ねている本作『ハニーランド 永遠の谷』は、ギリシャの北に位置する北マケドニアで作られた驚異のドキュメンタリー。
北マケドニアの首都スコピエから20キロほど離れた、電気も水道もない故郷の谷で、寝たきりの盲目の老母と暮らすヨーロッパ最後の自然養蜂家の女性。
「半分はじぶんに、半分はあなたに」それが持続可能な生活と自然を守るための信条。
突然トレーラーで押し寄せた見知らぬ家族、子供たちとの交流、貪欲と病気、破壊と再生…。
3年の歳月と400時間以上の撮影から生み出された、人間の、自然の、存在の崇高さと美しさに満ちた、悲しくも感動的な希望の物語です。
2020年春アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開。
リューボ・ステファノフ、タマラ・コテフスカ共同監督
2019年/北マケドニア/86分
©2019, Trice Films & Apollo Media
字幕:林かんな
配給:オンリー・ハーツ
公式サイト ※2020.2.21 OPEN予定)
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