遼河はるひさん、辛酸なめ子さんなど11名からのコメント&本編水着審査ハプニング映像も解禁『MISS ミス・フランスになりたい!』


MISS ミス・フランスになりたい!
2021年2月26日よりシネスイッチ銀座ほか全国公開


「幼い頃からの夢を叶えるために“男性であることを隠しながらミスコンに臨む」
― 誰の目にも不可能に思える主人公の挑戦を通して、自分だけの生き方や価値観を見つけていくフランス映画MISS ミス・フランスになりたい!(2/26/金よりシネ・スイッチ銀座ほか全国公開)。
遼河はるひさん、辛酸なめ子さんをはじめとする各界総勢11名からの応援コメントとともに、本編よりミスコン審査中の水着審査のハプニング映像が解禁です。


■応援コメント

――遼河はるひ <タレント>
美しさとは何か。
常識にあらがう揺るがない想い。
自分をさらけだす強い勇気。
そして怖いものなどなくなった瞬間に溢れ出た自身。
この映画で光をまとった真の美しさを知り、息を呑んだ。

――辛酸なめ子 <漫画家・コラムニスト>
画面ごしにミス・フランスの特訓を受けているようで美意識が高まり、感動の涙で瞳が潤って、観るだけで内側から美しくなれる作品。(イラストも)

――小田安珠 <2020ミス日本グランプリ>
私達がコンテストに出場するのは、誰かからの評価を得るためではなく、自分は何者なのかを知るため。自分を見失ったり孤独を感じたりしながら前を向き続けたコンテスト期間、ふと気付いた応援の優しさに涙が止まらなかったことを思い出しました。

――和田健太郎 <ミス日本コンテスト事務局 代表>
魅力とは外見の優劣ではなく、誰かが決めた通りに媚び振舞うことではない。魅力の本質は「人を惹きつけ協働を促す」ことだ。映画が描いた夢への挑戦、仲間との絆、多様性への寛容は「こうでなければならない」と囚われてしまった人の心を解放し、魅力の感度を高めてくれるだろう。

――和田彩花 <アイドル>
自分に基づいた「何者か」になるパワーがまぶしかったです。また、なりたい「何者か」を必ずしも既存のカテゴリーに分類しないストーリーの姿勢が暖かくて素敵でした。

――西村宏堂 <メイクアップアーティスト/僧侶>
私の価値は、私が決める。誰かに期待された自分を演じるのではなく、私が好きな自分で生きていく。
私はこの映画から、自分の美しさを信じる勇気をもらいました。

――香菜子 <モデル>
「何者かになりたい」ミス・フランスを目指すアレクサンドラは言った。誰もがいつも思っている。私だってそうだ。でも、その意思は簡単にブレる。でもブレたところからがスタートなんだとも思う。ブレを克服した人は、美しい。

――シトウレイ <ストリートスタイルフォトグラファー/ジャーナリスト>
素敵でした!
外面を磨く事って、すなわち内面を成長させる作業でもあるんですよね。
ミスフランスを目指す過程で、主人公のアレクサンドルがどんどん美しくなっていくに従って、それにともない自信もついてきて、勇気もでてきて、見た目も中身もレベルアップしてるその過程。
「ままならない今」を生きてる総ての人に観て欲しい作品でした。

――D[di:] <作家、アーティスト>
美少年アレックスを取り巻く環境が、優しくてカラフルで可愛くって素敵すぎる!こんな下宿住んでみたい!親友クイーンとの友情、アレックスの“女気”やミスコンの最中に生まれる友情もホロリときます!

――サエキけんぞう <作詞家、アーティスト>
衝撃的なラストに涙が止まらなかったのは事実です。身近なようで、何も知られていないジェンダー。超絶に楽しませてくれて、深くその問題に切り込む妥協のない表現。しかしとても暖かな温もりを残す傑作です!

――生田輝 <女優・声優>
夢は全ての人に平等だが、現実は常に不平等だ。この映画は、困難な夢に立ち向かう勇気をくれる。限界を決めるのはいつも自分自身なのだと教えてくれる。彼は気高く、彼女は美しかった。

 


■本編より水着審査ハプニング映像映像

 


 

主人公アレックスを演じるのは、パリでユニセックスモデルとして活躍しているアレクサンドル ・ヴェテール
2016年当時、男女両性の特徴を持つアンドロジナス的スタイルを提案することでも知られるジャン=ポール・ゴルチエのウィメンズのショーに出たことをきっかけに一気に注目が集まった彼は、近年では日本でも大人気となったNetflixオリジナルドラマ「エミリー、パリへ行く」(20)にも出演、役者としても目覚ましい活躍を見せる注目株です!

原案・監督はTVドラマを中心に多くの作品を手がけるルーベン・アウヴェス
前作のコメディ『The Gilded Cage(仏題:La cage dorée)』(13)はRotten Tomatoesでも88%Freshの高評価を獲得、本作が2作目の劇場公開長編映画となり、俳優としても『イヴ・サンローラン』(14年日本公開)や『あしたは最高のはじまり』(17年日本公開)に出演、今後も活躍が大いに期待されています。


■STORY
パリの場末にあるボクシングジムの手伝いをしているアレックス。
ある日、アレックスの幼馴染であるエリアスがジムを訪問する。
エリアスは幼いころからの夢を叶え、自信にあふれていた。
両親を事故で亡くして以来自信を失っていたアレックスはそんなエリアスに触発され、自分の夢へ向かうことを決意する。
その夢とは「ミス・フランスになること」。
アレックスの下宿先の、母のような存在である家主のヨランダをはじめ、ドラァグ・クイーンのローラやインド人のお針子など個性的な仲間たちに助けられ、挑戦が始まる。
ローラに紹介された地区を仕切る“女王陛下”と呼ばれるボスからは「24時間、寝る時もコルセットを着けて、靴のサイズは普段より小さめの25.5センチ。ペタンコ靴は禁止、普段は12センチヒール、疲れたら8センチ(のヒール)。つけまつげと、谷間メイク。水着用に膨らみを隠す技も学んで」と厳しい指導を受ける。
スポーツ選手のエリアスからは精神面を鍛えるアドバイスをもらい、めきめきと美しさをましていくアレックス。
地区大会でも過酷な競争を乗り越え、夢が少しずつ現実になっていく…。
コンテストでの厳しい戦いの中にも夢だった美しく華やいだ衣装を纏い輝くアレックス。
その中でも“真の美しさ”“本当の自分”を見つけようともがき悩んでいく。
そして運命を変える時が訪れる。その時アレックスがとった行動とは?

監督・原案・共同脚本:ルーベン・アウヴェス
撮影監督:ルノー・シャッサン
プロデューサー:レティシア・ガリツィン、ユーゴ・ジェラン
音楽:ランバート
出演
アレクサンドル・ヴェテール
イザベル・ナンティ
パスカル・アルビロ
ステフィ・セルマ

2020/フランス/フランス語/107分
(C)2020 ZAZI FILMS – CHAPKA FILMS – FRANCE 2 CINEMA – MARVELOUS PRODUCTIONS 
『MISS ミス・フランスになりたい!』公式サイト