2018年2月3日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、他全国ロードショーの『ローズの秘密の頁(ぺージ)』から「すべての男を狂わせる魅惑的な妖婦」として不遇な扱いを受けてきたローズが愛する人・マイケルとようやく出会うが、同じく彼女を愛するゴーント神父の疑惑と嫉妬に崩され始める映像が解禁です。
マイケルは、IRA(アイルランド統一主義の強硬派)と対立する組織に属する事で追われている兵士だが、あるきっかけでローズと出会って愛し合い、彼女が暮らす家に匿われている。
そこに訪ねてくるゴーント神父。
ある事件をきっかけに、一人でひっそり暮らさざるおえないローズの境遇を心配して「家政婦に雇おうか?」と提案するが、断るローズ。
ゴーント神父が自分に好意を持っていることを知っており、彼はマイケルと敵対するIRAと関係も深いからだ。
うまく追い払われ、ローズの家を後にするが、その対応に不審をもつゴーント神父。
心配そうにマイケルと目を合わせるローズとマイケル。
不遇な境遇ながらつかの間の幸せを掴んだ二人の時間が少しずつ崩れ始める予感を切り取った映像となっています。
本作は、『マイ・レフトフット』(89)や『父の祈りを』(93)でアカデミー賞®ノミネートの功績を持つ巨匠ジム・シェリダンの5年ぶりとなる待望の新作。
アイルランドの人気作家セバスチャン・バリーがコスタ賞(英国の権威ある文学賞)を受賞した同名小説の映画化作品であり、約40年に渡って精神科病院に収容されているある老女の長きに渡って封印されていた衝撃の真実とそこに隠されたたった一つの真実の愛が、現在と過去の時間軸を行き来しながら壮大なスケールで描かれる、ミステリアスな真実と愛の物語となっています。
半世紀に渡って封印されてきた彼女の過去が、今、1冊の聖書によって紐解かれる―。
アイルランド西部にある聖マラキ精神病院。取り壊しが決まり、転院する患者たちの再診のために病院を訪れた精神科医のスティーヴン・グリーン(エリック・バナ)は、赤ん坊殺しの罪で“精神障害犯罪者”として40年もの間収容されている老女ローズ・F・クリア(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)を看ることになる。赤ん坊殺しの罪を否認し続け、自分の名を「ローズ・マクナリティ」と訴え続ける彼女の様子が、一般的な患者と異なることに気付いたグリーン医師は、ローズが大切にしている1冊の聖書の存在を知り、彼女の過去に興味を持ちはじめる。
ローズは何十年にもわたって、聖書のなかに秘かに日記を書き綴っていたのだ。
そして、彼女は日記を辿りながら半世紀前の記憶を遡り、自分の人生を語り始める―。
ジャック・レイナー『シング・ストリート 未来へのうた』、テオ・ジェームズ『ダイバージェント』
監督・脚本:ジム・シェリダン『マイ・レフトフット』『父の祈りを』
原作:セバスチャン・バリー「The Secret Scripture」
アイルランド2016/スコープサイズ/DCP/108分/
カラー/英語/字幕翻訳:稲田嵯裕里
原題『The Secret Scripture』
提供・配給:彩プロ
『ローズの秘密の頁(ぺージ)』オフィシャルサイト
© 2016 Secret Films Limited『ローズの秘密の頁(ぺージ)』
2018年2月3日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵館、YEBISU GARDEN CINEMA 他全国ロードショー