『バケツと僕!』上映の新宿 K’s cinemaには、開場時間よりも前の時間より多くの方が来場し、舞台挨拶の行なわれた初日二日目のチケットは早々に完売。
上映終了後に行なわれた舞台挨拶には、本作のW主演である紘毅、徳永ゆうきをはじめ、“ダウン症のイケメン”タレントのあべけん太、杉田かおる、石田和彦監督が大拍手の中登壇しました。
本作の主演、養護施設で働くことになったちょっと頼りないが気の優しい青年の神島役を演じた紘毅は、一昨年の冬に行なわれた撮影を振り返り「待望でした。初日も2日目もこうして沢山のお客さんが来てくれて、本当に嬉しいです」と満面の笑み。
続いて軽度の知的障がい者バケツ役を演じた徳永は「あべくんと色々話して、少しずつイメージを作っていきました」と役作りの苦労を話しました。
児童養護施設の厳しい先輩教員を演じた杉田は「昔、石田監督と仕事でご一緒した経験がありまして、初の監督作でこうして演じさせてもらえて、本当に感謝しています」と、石田監督へのお礼を述べられていました。
あべけん太は 3月21日の「世界ダウン症の日」をアピールするTシャツを着用。紘毅がその T シャツの絵の意味を観客たちに解説し、「こういうことを知ってもらえる機会がなかなかないので、この作品を見て何か感じてもらえるだけでも嬉しい」と代弁。
また、舞台挨拶終了後には、紘毅と徳永にによる映画応援ユニット「ゆうきひろき」として 2月28日発売のシングルCD よりミニコンサートも実施し、3日は「白い雲のように」、4日は映画主題歌の「虹色のファンタジー」を披露。
両日とも手拍子や口笛に包まれ、大盛況のうちにイベントは終了しました。
『バケツと僕!』初日、二日目舞台挨拶
日時:2018年3月3日(土)、4日(日)13:50(本編上映後)
場所:新宿 K’s cinema (東京都新宿区新宿 3 丁目 35−13 SHOWAKAN ビル)
登壇ゲスト:紘毅、徳永ゆうき、あべけん太、杉田かおる、石田和彦監督
「無敵のハンディキャップ」(文春文庫刊)の著者・北島行徳の短編小説「バケツ」の実写映画になる本作は、児童養護施設の教師となった気弱な青年・神島が、「バケツ」と呼ばれる知的障害を持った少年と出会い、「バケツ」の未来のために、そして自分の信念のために困難を乗り越えようとする感動物語。
前川清の長男でシンガーソングライターや舞台俳優と多方面で活躍する紘毅と、演歌歌手としても鉄道マニアとしても名を馳せる”日本の孫”徳永ゆうきがW主演。
神島の憧れであり溌剌としたヒロイン黒田役には、『サクラダリセット』(17)やNHK連続テレビ小説『わろてんか』(17)などで存在感を放つ岡本玲。
バケツの姉・美由紀には『NIGHT HEAD』(94)出演の竹島由夏。他、杉田かおる、ダチョウ倶楽部の肥後克広、上島竜兵、寺門ジモンなど個性的な役者陣が出演。
本作の監督は、石井隆監督『ヌードの夜』(93)、堤幸彦監督『さよならニッポン!』(95)、小林政広監督『海辺のリア』(17)など、数多の作品で助監督を務めあげた石田和彦。
本作は、3月3日から上映が始まり、静岡、広島、北海道、愛知、岡山など地方上映が予定されています。
バケツと僕!
3月3日(土)よりK’s cinemaほか全国順次公開
笑いと涙があふれる、ハートフルな友情物語。
養護施設で働くことになった神島(紘毅)は“バケツ”というあだ名の15歳の少年(徳永ゆうき)と出会う。
バケツには軽度の知的障害と盗癖があり、母親から虐待を受け、挙句の果てに捨てられ、さらには唯一の兄弟にも見放され、しまいには施設からも追い出されてしまう。
神島は、先輩の黒田(岡本玲)からの協力を得て、バケツを引き取り面倒をみることにするのだが・・・・。
岡本玲、竹島由夏、ダチョウ倶楽部、杉田かおる
スタッフ:監督:石田和彦 原作:北島行徳『バケツ』(文春文庫刊)
エグゼクティブプロデューサー:柿崎ゆうじ 企画・プロデューサー:竹山昌利
プロデューサー:古谷謙一 脚本:北島行徳・山田耕大・石田和彦・竹山昌利
製作:映画『バケツと僕!』製作委員会
制作プロダクション:カートエンターテイメント
配給:彩プロ
後援:浜松市教育委員会/公益財団法人 日本ダウン症協会/一般社団法人 日本自閉症協会/社会福祉法人 日本身体障害者団体連合会/全国手をつなぐ育成会連合会/全国精神障害者地域生活支援協議会バケツと僕!
3月3日(土)よりK’s cinemaほか全国順次公開
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2017/日本/ビスタサイズ/106分/5,1ch
©映画『バケツと僕!』製作委員会