2018年3月3日(土)、渋谷ユーロスペース、イオンシネマ板橋にて公開され、熱気あふれる感想がSNSを賑わせている松居大悟監督最新作『アイスと雨音』。
予定していた演劇が中止になるという松居監督自身の経験をもとに、“現実と虚構” “映画と演劇”の狭間でもがく若者たちの1ヶ月を、74分ワンカットで描いた青春ドラマ。
本作の主題歌「遠郷(とうきょう)タワー」は、結成10周年を迎え、メジャーデビューとZepp Tokyoでの単独ライブを発表し大きな注目を集めているMOROHAが担当。
そのMUSIC VIDEO(監督:エリザベス宮地)が完成、MOROHA アフロよりコメントが届きました。
このMVには、映画のキャストである田中怜子が出演。
演技未経験で大阪から上京し映画のオーディションに挑戦した田中怜子。
MOROHAのMCアフロはこのオーディションにも立ち会い、松居監督から田中怜子へ合格を告げる電話での言葉「大阪に帰らずに東京にいてください」が、「遠郷タワー」をつくるきっかけになったと言います。
ジャケット写真には、MV 監督も務めたエリザベス宮地がとらえた、撮影を終え大阪に帰る日に、新宿の高層タワーから遠い故郷に思いを馳せるように東京タワーを眺めていた彼女の横顔を採用。
そして同じく3月3日に体験型展望ツアー「トップデッキツアー」がグランドオープンして、話題の“東京タワー”とのコラボレーションが実現。
リニューアルした高さ250mの「トップデッキ」で、一般公開前、特別に撮影が敢行されました。
田中怜子の1年前のオーディション映像、カメラに収められていた松居監督からの合格を告げる電話、東京タワーを眺める姿からはじまり、74 分ワンカットで挑む「撮影本番」、1年後の姿まで追っていく。
同じく400名の中からオーディションで選ばれた、森田想・田中怜子・田中偉登・青木 柚・紅甘・戸塚丈太郎の6人の若手俳優たちとの稽古での日常の中の、希望や不安、笑いと涙、意志やまなざしと、MOROHAの言葉と交わりシンクロする。
そして、1年後、はじめての東京タワーに登る田中が MOROHA とすれ違う。
東京の中心で、変わらない存在感を放ち、輝きつづける東京タワー。
東京で自分が輝くために、遠い故郷を思いつづける遠郷タワー。
今年、10周年を迎えるMOROHAは、この春、女優を目指し上京する田中怜子は、東京タワーから眺める夜景に何を思ったのでしょうか?
何かに導かれたように実現した今回の『東京タワー』×『遠郷タワー』コラボMUSIC VIDEO、映画『アイスと雨音』のサブストーリーとしてもお楽しみください。
【MOROHAコメント】
この街で俺が一番不幸だ、みたいな顔をして賑わう十字路の交差点を、教会のクロスに見立てて手を合わせて拝んでた。
「俺も東京にいてもいいですか。」
返答は、まだない。 MOROHA アフロ
<「遠郷タワー」配信情報>
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『アイスと雨音』
第30回東京国際映画祭にて熱い感想の嵐を巻き起こした本作は、予定していた演劇が中止になるという松居監督自身の経験をもとに、“現実と虚構”” “映画と演劇”の狭間でもがく若者たちの1ヶ月を、74分ワンカットで描いた青春譚です。
2017年、小さな町で演劇公演が予定されていた。
オーディションで選ばれ、初舞台に意気込む6人の少年少女たち。
戯曲は、世界の演劇シーンで注目を集めるイギリスの劇作家Simon Stephensの「MORNING」。
親友が町を出ていくことをきっかけに、鬱屈からの夜明けを描いた物語。
しかし、その舞台は突如中止となった―
「ねえ、稽古しようよ」とひとりの少女が言い放つ。
監督・脚本・編集:松居大悟
プロデューサー:行実良,阿部広太郎,直井卓俊,遠田孝一,林武志/共同プロデューサー:時田曜子,吉川亜未
撮影:塩谷大樹/録音・MIX:戸村貴臣/舞台監督:津江健太/衣装:KEISUKE YOSHIDA
音楽・主題歌「遠郷タワー」:MOROHA
2017年/5.1chサラウンド/16:9/74分
製作:「アイスと雨音」実行委員会 / 配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS
©「アイスと雨音」実行委員会
『アイスと雨音』
3月3日、ユーロペースほか全国順次ロードショー