精神科医名越氏も注目 トラウマ必至の異色サスペンス『脂肪の塊』2019年4月上映決定

『脂肪の塊』
2019年4月6日(土)よりアップリンク渋谷他 各地で上映
 
 


 
 

精神科医 名越康文氏に「この映画が、これまで見た中で一番怖かった」と評された衝撃の問題作『脂肪の塊』が上映決定。

女性同士の同性愛、トラウマによる記憶喪失、記憶の再生、殺人、死体損壊、死体遺棄など、印象的かつ衝撃的な映像表現を多数含む本作は、2019年4月よりアップリンク渋谷他、東京・大阪など各地劇場で上映される。

人間が持つ弱さやトラウマ、愛や孤独、狂気などに焦点を当て、恐怖と切なさが入り混じった独特な映像表現が織りなされる異色サスペンス。

監督は、初監督作『自由を手にするその日まで』で注目の20代新鋭 天野友二朗。本作でも監督・脚本・作曲などをマルチにこなしている。

主演ヒロインは、天野監督の初監督作『自由を手にするその日まで』で堂々の初主演を飾ったみやび
相手役のサブヒロインは、『ジムノペディに乱れる』『探偵はBARにいる3』他出演作多数の実力派、田山由起が演じる。
その他、『ケンとカズ』で印象的な芝居を見せた髙野春樹が、トラウマに悩む連続殺人犯の男を熱じ、『響 -HIBIKI-』『新宿スワン』など出演の米元信太郎が、ストーカー癖を持つ凶悪犯罪者、根岸吾郎役を熱演。
本作の宣伝配給にあたり、『淵に立つ』で第69回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」審査員賞受賞の深田晃司監督もクラウドファンディングに一部協力している。

トラウマによる記憶喪失と記憶再生を、「夢の中に出てくる青いバケツ」を用いて斬新に映像表現したことで、精神科医 名越康文氏からも高く評価。
コメントも到着している

 
 


 
 

<精神科医 名越康文氏 コメント>
映像と音と物語が、奥へ、まだ奥へと私の意識を内側に引きずり込んで行く。
生きることと傷つくこととは、暗闇の中の双子なのか。
我々が人生を一瞬も無駄にできないことを、この映画はまざまざと一人一人の胸元に突き付けてくるだろう。
そしてその余韻は、未だに私の中で唸りを上げて回旋し続けている。

「終わらない映画」私はこの作品を、そして同じような志をもって作られた作品群を総称してこう呼びたいと思う。
私たちは繰り返し繰り返し、人生を見失い途方に暮れる。正にその地点に立って呼びかけてくる映画たちの歴史に、まったく新たな1ページが開かれたのだ。

 
 


 
 

<劇場情報>
アップリンク渋谷
 2019年4月6日(土)~19日(金) 2週間上映予定
十三シアターセブン
 2019年5月11日(土)~17日(金) 1週間上映予定
下北沢トリウッド
 2019年5月25日(土)~31日(金) 1週間上映予定

 


 
 

STORY
会社員として働くレズビアンの女性、沢村花子(みやび)は、連日悪夢にうなされていた。
毎晩夢に出てくる青いバケツと真っ赤な血。
花子は、友人の伊藤ユキ(田山由起)に、そのことを相談する。
花子は、一ヶ月くらい前から記憶があいまいだという。
そんな自分を優しく受け入れるユキを見て、花子は女性同士の肉体関係を持ってしまう。
しかし、なぜか初めてではない不思議な感覚が…。
そこに絡んでくる連続殺人犯の男、野村邦夫(髙野春樹)。
そして、花子に接近するストーカー癖を持つ凶悪犯、根岸吾郎(米元信太郎)。
全てがつながったとき、驚愕の真実が、明かされる。
果たして、青いバケツに隠された真実とは、何なのか?

 
 

 
 

作品情報

2018年 / 99min / ステレオ / カラー
(c)T&Y FILMS
※ カナザワ映画祭2018 プレミア上映
『脂肪の塊』公式HP
『脂肪の塊』公式twitter