車好き、特に欧州系の車がお好きで”エンスー”なんて言葉に反応してしまう方には、ぜひご覧いただきたい作品があるんです。
タイトルは『ゴッド・スピード・ユー! 』
ジュリアは17歳。レース一家に育ちGTレーサーになったが、父の急死で窮地に陥ってしまう。
そこに、音信不通だった兄のロリスが帰郷。ロリスはかつて天才レーサーとして活躍していたが、薬に手を出し挫折した過去を持っていた。
兄妹はレースの優勝賞金で借金を返すため、協力することになる。だがなかなか結果は出ず、追いつめられてゆく2人。
そんな時、ジュリアに闇レースの誘いが来る。それは《イタリアン・レース》と呼ばれる、多額の金を賭けた危険な公道レースだった…。
ストーリーはこのような感じ。当サイトでは車にこだわってご紹介です。
前半ご注目はイタリアGT選手権でのシーン。
こちらでは、ポルシェとランボルギーニのレースカーがイモラやモンツァなどのF1でもおなじみのサーキットを走るレース映像をご覧いただけます。
中盤のご注目は、ラリー仕様のプジョー208 T16での練習シーン。
そして日本でも良く走っていた90年代ホットハッチの代表格プジョー205GTIが、猫足の本領発揮といわんばかりにイモラの狭い道を快走します。
◆車両中心のメイキング映像
◆プジョー205GTIがぐるぐる~。スピンターンシーンの撮影映像
終盤のなんといっても注目ポイントは”イタリアンレース”と言われる公道でのバトルシーン。登場するのは、ランエボ、セリカ、インプレッサ…
そして、ワークスカラーに彩られたグループBで活躍したプジョー205ターボ16!
これは嬉しいサプライズ。真打ち登場の登場にきっと胸躍るはずです。
◆プジョー205ターボ16中心のメイキング映像
往年のラリーファンには走る姿を見られるだけでもたまらない映像ですよね。
この作品イタリア製作なので、ランチアじゃないのも意外なんですが、もっと意外なのはこのプジョー205ターボ16(加えてプジョー208 T16)。
レプリカかと思いきや、まさかのMusee de l’Aventure Peugeot(フランスプジョー博物館) から来た本物なんだとか…。
参考:イタリアの作品紹介サイト(途中に博物館の記載)
もちろんエギゾーストノートにも、しっかりこだわって撮影がされております。
◆音へのこだわりが見えるメイキング映像
DVDパッケージには、プジョー205ターボ16が控えめにしか描かれておりませんが、フランス車、特にプジョーがお好きな方には、見逃せない作品です。
『ゴッド・スピード・ユー! 』
2016年9月2日リリース
◆日本版予告
【CAST】ステファノ・アコルシ「息子の部屋」/マチルダ・デ・アンジェリス/パオロ・グラジオッシ/ロレンツォ・ジオイエリ
【STAFF】監督・脚本:マッテオ・ロヴェーレ「妹の誘惑」/製作:ドメニコ・プロカッチ「7つの贈り物」/脚本:フィリッポ・グラヴィーノ
【SPEC】製作年度:2016年/イタリア/118分/アクション
(C)2016 Fandango srl
発売:プライムウェーブ株式会社
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