74分ワンカットの青春譚『アイスと雨音』 予告映像 & 新ビジュアル 解禁!

松居大悟監督最新作『アイスと雨音』(3月3日(土)渋谷ユーロスペースほか全国順次ロードショー)の予告編と新ビジュアルが解禁となりました。
第30回東京国際映画祭にて熱い感想の嵐を巻き起こした本作は、予定していた演劇が中止になるという松居監督自身の経験をもとに、“現実と虚構”” “映画と演劇”の狭間でもがく若者たちの1ヶ月を、74分ワンカットで描いた青春譚です。

監督は、映画『私たちのハァハァ』『アズミ・ハルコは行方不明』テレビドラマ「バイプレイヤーズ〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜」など、「今」という時代を映し続ける気鋭監督・松居大悟。
出演は、400名の中からオーディションで選ばれた、森田想田中怜子田中偉登青木柚紅甘戸塚丈太郎の6人の若手俳優たち。
音楽は、マイク1本とギター1本で、聞き手の人生に踏み込み続けるMOROHAが劇中生演奏で観る者を釘づけにします。
演技未経験で大阪から上京してきた出演者・田中怜子にインスパイアされ生み出された主題歌「遠郷タワー」(配信限定リリース中)は、覚悟を胸に目標を追い掛けるすべての人の背中を押しくれます。

予告編では、MOROHAの「なんでお前は、いまにも消えそうな感情に、必死でしがみつこうとしてるんだ」という呼び掛けにはじまり、初舞台に意気込む少年少女たちの姿が映し出されます。
しかし、その舞台は中止になった。
この現実を理解できない、この現実が悲しい、それでも「稽古しようよ」とこの現実に逆らうかのように、走り出す少年少女たち。
この現実は変えられるのか、そして、この現実にあなたは?と問い掛けを残し、舞台に向かう彼らの姿で締めくくられます。

新ビジュアルは、覚悟の言葉とともに、スポットライトを浴びて舞台に立つ6人の後ろ姿。
中止になったはずの舞台、この姿は現実なのか?虚構なのか?という想像を掻き立てるものになっています。

心が折れたことがあるすべての人に捧ぐ、意欲作の誕生です。

 

STORY
私たちの青春は、もう止まらない。
2017年、小さな町で演劇公演が予定されていた。
オーディションで選ばれ、初舞台に意気込む6人の少年少女たち。
戯曲は、世界の演劇シーンで注目を集めるイギリスの劇作家Simon Stephensの「MORNING」。
親友が町を出ていくことをきっかけに、鬱屈からの夜明けを描いた物語。
しかし、その舞台は突如中止となった―
「ねえ、稽古しようよ」とひとりの少女が言い放つ。

 

 

 

CAST/STAFF/SPEC
出演:森田想・田中怜子・田中偉登・青木柚・紅甘・戸塚丈太郎・門井一将・若杉実森・利重剛/MOROHA
監督・脚本・編集:松居大悟
プロデューサー:行実良,阿部広太郎,直井卓俊,遠田孝一,林武志/共同プロデューサー:時田曜子,吉川亜未
撮影:塩谷大樹/録音・MIX:戸村貴臣/舞台監督:津江健太/衣装:KEISUKE YOSHIDA
音楽・主題歌「遠郷タワー」:MOROHA
2017年/5.1chサラウンド/16:9/74分
製作:「アイスと雨音」実行委員会 / 配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS
©「アイスと雨音」実行委員会

『アイスと雨音』
3月3日、ユーロペースほか全国順次ロードショー