【イベントレポート】サメ映画学会2019 ~桜の季節も一本ザメ(締め)~ 

2019年3月30日(土)に行なわれた「サメ映画学会2019 ~桜の季節も一本ザメ(締め)~」イベントレポートです。

そもそもサメ映画学会とはなんぞや?…ということになりますが、若手サメ映画研究家サメ映画ルーキーさんが発案者となりスタートしたイベントの名称です。

サメ映画好きの方が、深くサメ映画のことを知ることによって、より一層サメ映画で楽しめるものにしましょう…というもの。
眉をひそめて喧々諤々で意見が飛び交い…などということは一切なく、時にはゆる~く、時には関心してしまうサメ映画に関する研究発表が行われています。

ちなみに”サメ映画学会”と称して行われたのは今回が2回目。前回は2月23日に行われています。

サメ映画ルーキーさんがサメ映画学会の会長(仮)。サメ映画クイズ2連覇を誇るおーえんさんが副会長(仮)。
サメ映画よりも知識人としての立ち位置でイベントの正常化を図るジャッジマンとして中野将樹さんが顧問。
そして、当日の進行やスケジュール調整を行う中野ダンキチも同じく顧問として参加しています。(※役職は形式的なもので特に意味はないそう)

 

会場の高円寺パンディットには、コアなサメ映画ファンが駆け付け大盛況。
予約した人がキャンセルしていなければ、立ち見になっていたんだとか…。

今回の”サメ映画学会”行われた内容には、大雑把にわけると3つの柱がありました。
大人向けエロパロ作品『床ジョーズ』の上映、数々のサメ映画研究の発表、それにゲストを招いてのトークです。

イベントの先陣を切っては、本来大人向けのエロパロ作品『床ジョーズ』の上映。
しかし、あくまでもサメ映画を楽しむという意図があったことから、本編時間100分の作品の中からエッチなシーンをカットした約23分の”ドラマシーンのみ”が上映。
元ネタである『ジョーズ』が思い出される映像には、会場や壇上からのツッコミや笑い声であふれておりました。

上映に続いては、サメ映画”学会”らしく研究発表の時間。
サメ映画ルーキーさんによる「あなたの知らない サメAVの世界」では、世界中のサメが登場する大人向けサメ作品の情報。
のふさんによる「 ”バイヘ”の主演女優に会ってきた」と称して、「バイブヘッドシャーク」の主演女優の橘メアリーさんがいる居酒屋にいった大人向けな報告が続きます。

そして、サメ映画を取り戻して(?)の発表は、 おーえんさんによる『シャークネード』シリーズの雑学を集めた発表では、見逃しがちな作品に登場する小道具の豆知識や、作品に仕込まれた映画作品への数々のオマージュが明らかに。

休憩を挟んだあと、トビチルチルさんによる『デビルシャーク』愛好会の報告では、『デビルシャーク』のDVDを持って、あちこちの場所で撮影する様子が紹介され、もはや映画の域をはるかに超えたところで自由に楽しむ様子に場内は大爆笑。

最後には、ゲストとして『シャークトパス』シリーズをリリースするDVDメーカーのいわゆる”中の人” インターフィルムの長谷川さんが登場。映画買付の裏話や、映像業界の現状など、”口外厳禁”の危険なネタを含んだトークを展開。
これにはサメ映画ファンの皆さんも、感心や驚きをもって聞き入いっていました。

マニアックなファンを魅了するあまりにもコアすぎる約3時間15分のイベントでした。

次回、第三回サメ映画学会は、会場同じく高円寺パンディット5月18日(土)に開催予定。気になった方はどうぞ足を運んでみてください。

 


【会場の様子を画像で紹介】


『シャークネード』をご覧の方にはおなじみの台詞「センパ パラタス!(常に備えよ)」の掛け声でイベントスタート

 

 


サメ映画ルーキーさんによる発表の様子。これもサメ映画!?

 

 


ゲストトークでは『シャークトパス』や『ゾンビーバー』などの裏話に皆さん興味津々…

 


サメ料理の販売も行われました。こちらは サメ肉のバター醤油炒め(500円)。他にサメナゲットも。

 


サメの背びれをイメージした”一本ザメ(締め)”でイベント終了です

 


 

【イベントデータ】
「サメ映画学会2019 ~桜の季節も一本ザメ(締め)~」

日時:2019年3月30日(土)18:30~21:45(終了後に懇親会あり)
 会場:高円寺パンディット
 登壇者:中野将樹、サメ映画ルーキー、おーえん、中野ダンキチ
 ゲスト:長谷川哲也(インターフィルム)