大人気プロレス団体DDTプロレスリングのドキュメンタリー第2弾映画、マッスル坂井×松江哲明共同監督『俺たち文化系プロレス DDT』。
本作の公開を記念して、出演のDDTプロレスラー・ 大家健選手、男色ディーノ選手、マッスル坂井監督(スーパー・ ササダンゴ・マシン選手)、松江哲明監督が登壇し新宿バルト9で11月26日に初日舞台挨拶が行われましたので、ご紹介いたします。
ー『俺たち文化系プロレス DDT』初日舞台挨拶 ー
マッスル坂井監督(以下、坂井監督) 時間どれくらいありますか。
男色ディーノさん(以下、ディーノさん) もうないよ!興にのってましたね。そういえば円形脱毛症は治ったんですか?
坂井監督 治ったけど、入院で1個ふえました!まず大家さんからコメントを、熱いやつお願いします。
大家健さん(大家さん) そうですね。人間、生きて行く中で一番大切なものって何かというとね、やる気だと思うんですよね。この映画みたらやる気でますんで!
今日帰ってからトレーニングなどやる気だしてください!
ディーノさん (前のめった大家選手に)バミリからでないで。
この映画をみて大きいなと思ったのは、切り取る時間なんですよ。我々プロレスラーにとって、今回1年間の積み重ねが20分くらいの時間軸に(映画に)なってるんです。
それを毎試合やってるんです。
そういうことにも思いを馳せていただければ、我々も戦ってるかいがあるなと思っております。よろしくお願いします。
松江哲明監督(以下、松江監督) 今日はありがとうございます。前作の『フラッシュバック・ メモリーズ3D』もバルト9さんで上映させていただいて4年ぶりなんです。
でも今回、僕個人はまったく緊張がないというか。坂井さんやDD Tのみなさんの胸を借りて参加してる感じですごくうれしいです。
今回、高木(三四郎)社長に言われて自分がやる使命は、映画というフォーマットにするということ。ドキュメンタリー映画として残るものにするということが与えられた使命かと思ってます。
DDTのこと知ってる人だったら「あ、あの試合だ」ということがわかると思うのですが、試合でみてたのとは違うアングルで撮影してた映画です。
それを形にしたのはエンドロールに流れるスタッフです。音にもこだわって、5.1chにしたり、カラコレ、編集のスタッフなどが映画になるように作りました。
最後まで、ぜひエンドロール終わっても残って観ていただけたらと思います。
坂井監督 本当にたくさんの方に来ていただいてびっくりしました。みんなでがんばって、何度でも楽しんでいただけるような作品に作りました。まだまだこれから上映続きます。みなさまの感想が次につながります。
ぜひ色々なところで話していただければと思います。また次、その次へとつなぐためにも、みなさんでひとつの大きな作品というか、DDTがただのプロレス団体ではないことを伝えるためにも、一つ上にいくためにも、なんとかしてこの映画を成功させたいと。
ディーノさん あ、質問です。今日見て感想書くときのハッシュタグなどあるんですか?
坂井監督 「#俺たち文化系プロレスDDT」とつけていただけると、我々の承認欲求もみたされますし、ブラックよりの労働環境でがんばってる我々のモチベーションにも なるんじゃないかと思っております!
ブラック気味のさいたるものが、プレゼンテーションをやるという自発的強制ですよね。毎日舞台挨拶できるとき行いますので、写真や全文公開はご容赦ください。
もう終わりですか?
(ここでスタッフから、5分伸ばす指示が入り、慌てる坂井)
ディーノさん 『君の名は』の話しますか。みてますか?
坂井監督 『君の名は』はクライマックスというものが3、4回ありますが、この映画はクライマックスから始まるんで、ある意味お得感あります。ほんとに。余計なインタビューとかない!
ディーノさん:最初から目を離すなということですね。
松江監督 74分ですからね。僕の映画は80分映画と決めてて。 劇映画は90分、ドキュメンタリーは情報量多いので、80分以内 がベスト。
坂井監督 プロレスの試合が74分あったら、めっちゃ怒るでしょ、松井さん(DDTレフリー)。
ディーノさん だいたい60分までですよね。…大家さん全然しゃべってないですね。
坂井監督 大家さんの熱いメッセージ聞きにきてる人多いんだから。
大家さん もういいですよ、さっき言ったから。でも、みなやる気をだして家帰ったらトレーニングしてください! 腕立て伏せくらいならできるでしょ!(なぜか怒っている)
舞台挨拶後のフォトセッションでは、大家選手が松江監督を肩車してポーズをとると、すかさず他選手からの茶々が入るなど、プロレスラーらしい舞台挨拶に。
その後、 観客と一緒に映画のCMのような写真を撮りたいと客席へ移動。「手を顔の位置にあげると倍の人数に見えるんで手をあげましょう」という、マッスル坂井監督の指示の元、満席完売の観客と共に撮影をして、20分の上映前舞台挨拶が終了しました。
このほか会場では上映前に、Yahooニュースなどでも話題のスーパー・ササダンゴ・マシン(マッスル坂井監督)代名詞である”煽りパワポプレゼンテーション”が行われ満席の観客を魅了しました。
(会場:2016年11月26日/新宿バルト9)
参加予定選手/監督は日替わりですので、公式サイトにてご確認ください。
上映前舞台挨拶も連日開催中です。
この他、イオンシネマ新潟南、名古屋シネマワンダー、シネマート心斎橋でも舞台挨拶を予定。
詳しくは各劇場/公式サイトでご確認ください。
『俺たち文化系プロレス DDT』 11.26より新宿バルト9 他 全国ロードショー
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