「サメ。ゼッタイ。2019・秋」(開催:2019年11月19日/会場:高円寺パンディット)イベント内で行われた、サメ映画クイズ2連覇を果たした”サメ映画知識王” おーえんさんインタビューの模様をお届けします。
どんな道のりでサメ映画にハマり、2度のサメ映画クイズ王になったのかについてお聞きしました。
写真提供:MaskMenさん
■Q.どんなきっかけでサメ映画にハマったんでしょう?
おーえんさん(以下、おーえん):友達のすすめがありました。
見始めた当時はモンスター映画をちょこちょこ観て、メインで観るのはゾンビ映画だったんです。
ゾンビ映画がもヒドイのがいっぱいあって(笑)
振れ幅がスゴいって話を友人にしたら「サメもスゴイですよ」って言われて、そんなに言うなら観てみようと思って。
実際、観たらスゴかったです(笑)
ちょうどその時が、『メガ・シャークvsジャイアント・オクトパス』や『シャークネード』が出始めぐらいの時期で、それでサメ映画沼…というかサメ映画”海”の”深海”にハマった感じですね。
Q.おーえんさんの印象に残っている/影響を受けた映画は何でしょう?
―幼少期は『アラジン』『となりのトトロ』
おーえん: 両親はゾンビとか観るタイプじゃなかったですね
当時はテレビでやってる映画を観たりするくらいで、極々普通の子供でしたね。
~ アラジンつながりで、7月にリリースされたアサイラムの『アドベンチャー・オブ・アラジン』の話になって ~
おーえん:あ、アサイラムのアラジンは、めっちゃアラジンでした!
他に言うことが無いくらい。
歌が出ないアラジン(笑)
おーえん:やっぱり男の子は『インディージョンズ』好きじゃないですか。
このあたりになってくると、多少えげつない描写があったりとかもしますし。
でも、10代の頃は映画館ではなく、まだTVで放送されたのを見る程度でした。
―20代は『バタリアン』『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ブレインデッド』
◇ 上記のラインナップを見て会場からは「あー…」という納得と残念が入り混じったような声がもれる
おーえん:20代半ばくらいまでは、そんなに映画は観ない人だったんですけど、ある日友人に『ピラニア3D』を映画館に観にいこうと誘われたことがあって。
先に予告編を観たんですよ、そうしたら思いのほか血みどろで(笑)
当時はまだ苦手だったんで、一回断ったんです。
でも、その後に、そういえば『ピラニア3D』みたいな血が飛ぶような系統の映画を観てないなと思って、それで最初に観たのが『バタリアン』でした(笑)
コメディ寄りだったということで入りやすいかな…と、そこからコメディ要素を含んだホラー観るうちに血みどろにも慣れちゃいました(笑)
―30代(現在)は『シャークネード ラスト・チェーンソー4DX』
おーえん:映画館で『シャークネード』を観るって、シリーズを最初から追って来た身としては、夢のような事。
いままで新宿のシネマカリテとかで特集上映とはあったじゃないですか。
でも、全国でロードショー。
叶わない夢のような話だと思ってたところで、しかも4DX。更に嬉しかったですね。
映画をテレビ放送を待つのではなくて、劇場に足を運んだり、レンタルで借りたりと、ちゃんと見始めたと言えるのは、8年前からくらいだと思います。
■Q.おーえんさんのお気に入りサメ映画ベスト5は何でしょう?
スクリーンに『シャークネード』『メガ・シャークvsメカ・シャーク』『MEG ザ・モンスター』『フランケン・ジョーズ』『ジョーズ』のラインアップが表示
◇それを見て再び会場ざわつく中、一本づつ作品についてコメント
おーえん:結構順当な5本を選んだと思うんだけど(笑)
おーえん:『シャークネード』はラストのサメにチェーンソーを持って飛び込んで行くシーンなんて最高ですよね。
飛び込んで「スゲー!」ってなって、中から出てきて「スゲー!」ってなって、更にもう一人中から出して「スゲー!」ってなって(笑)
あれはビックリしましたホントに。打ちのめされました。
おーえん:『メガ・シャークvsメカ・シャーク』は、特にエンディングが好きで、ヘリがバタバタ飛んできて、あのイントロ(Vonlustの楽曲「Crash」)が流れてくる…。
これ系の作品は音楽が肝だと感じています。
どんなに道中ツッコミどころだらけだとしても、マッチしたベストな音楽と背景が出れば、名作観た気持ちにもなりますよね(笑)
おーえん:『MEG ザ・モンスター』はジェイソン・ステイサムが主演ですが、ステイサムが無双して終わるんじゃなくて、”ちゃんとサメが活躍している”。
そして、映画館で上映してくれたのも良かったですよね。
しかもサメ映画に製作費150億以上かかってるじゃないですか。
サメ映画にそんなにお金かけます?
アサイラムだったら、100本くらい作品作っちゃいますよ(笑)
この作品は、そんな製作面から考えてもスゴイですよね。
おーえん:『フランケンジョーズ』…。皆さん逆にベスト5にこの作品入りません?(と客席に問いかけ)
やっぱり手作り感と温かみがあるポロニア映画が好きなんで。
あ、いま表現をオブラートに包んでます(笑)
おーえん:『ジョーズ』は、改めて観るといいですね。
今年コンサート付き上映に行ってきたんです(「ジョーズ」in コンサート / パシフィコ横浜 / 2019年8月3日開催)
会場のスクリーンで『ジョーズ』を流しながら、BGMのところはオーケストラが演奏するという豪勢な企画で、それを観て「ああ、やっぱりスゴイな」と…
あと、今年は映画館でやっていたので、それも観に行きました。
ーこの中であえて一本選ぶとしたら?
おーえん:優柔不断なんで難しいですね
でも、『シャークネード』がなかったら、今は無かったかも知れないと考えると、『シャークネード』の存在は大きいですね。
ーその2へ続くー