『サンドラの小さな家』 よりコンリース・ヒルの場面写真&コメントが到着!


『サンドラの小さな家』
2021年4月2日(金) 新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開


「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズ(11~19)で狡猾な諜報機関のトップ、ヴァリス役で人気を博したコンリース・ヒル出演の最新作『サンドラの小さな家』が4月2日より日本公開されます。
本作は『マンマ・ミーア!』の名匠フィリダ・ロイドが監督。脚本・主演をアイルランドの新星クレア・ダンが務め、ダブリンを舞台に、住まいを失った若い母親サンドラと2人の娘たちが、隣人たちと助け合いながら自らの手で小さな家を建てる物語。

本作のプロデューサーのエド・ギニーはヒルについて「アイルランド最高の俳優の1人。彼の出演は必ず実現させたかった」と北アイルランド出身でローレンス・オリヴィエ賞を受賞、トニー賞にもノミネート経験があるこの魅力溢れる実力派俳優のキャスティング理由を語っている。
ヒルが演じる建築業者のエイドは家族と仕事を愛する平凡な中年男性だ。
サンドラからの自力で家を建てることに協力して欲しいとの唐突な願い出を一度は断るが、ダウン症をもつ息子のフランシスに 背中を押され手伝うことを決意する。
「 『 サンドラの小さな家 』 は「ゲーム・オブ・スローンズ」より規模はずっと小さいけれど、内容は同じくらい濃い作品だ。ヴァリスのように怖くもなく、みんなの敵でもない中年男性を演じるのは 楽しく新鮮だったよ」とスキンヘッドのヴァリスとは違うフサフサの髪に戻ったヒルはこの役を振り返る。

家作りのリーダーとして活躍するエイドを演じるにあたりヒルはショベルカーの操縦を学んだという。
「ちゃんと勉強しないと手慣れているように見えないからね。ウィックローヒルズでショベルカーを運転するのは最高だったよ。何か作る気になったかって?まあ、家は無理だけど東屋くらいは建てられるかな(笑)」と笑みを浮かべ、かなりの腕前になったようだ。

主演のクレア・ダンに関しては「クレアはセットの中で脚本家ぶった態度を取ることはなく、とても謙虚で演技に集中していた。ロイド監督との信頼関係が厚く、この仕事を愛している。ずっと出ずっぱりで大変だったと思うよ。心の底から感心した」とフィービー・ウォラー=ブリッジに続く女性クリエイターとしてブレイク必至のダンの素顔を語った。

そしてクレア・ダンは「コンリースは想像を超えた即興ができる素晴らしい役者です。私は映画の経験があまりないので撮影中に悩む瞬間がありました。でも彼は私にいつもアドバイスをしてくれて、彼の存在がとても励みになりました」と劇中の役柄同様、ヒルに支えられた現場であったことを明かしています。

 


■予告編


 

■STORY
シングルマザーのサンドラ(クレア・ダン)は 、2人の幼い子どもたちと共に 、虐待をする夫のもとから逃げ出すが、公営住宅には長い順番待ち、ホテルでの仮住まいの生活から抜け出せない。
ある日、娘との会話から小さな家を自分で建てるというアイデアを思いつく。
サンドラはインターネットでセルフビルドの設計図を見つけ、清掃人として働いている家のペギー(ハリエット・ウォルター)、建設業者のエイド(コンリース・ヒル)など、思いがけない人々の協力を得て、家の建設に取り掛かる。
しかし、束縛の強い元夫の妨害にあう。
サンドラは自分の人生を再建することができるのだろうか。

監督:フィリダ・ロイド(『マンマ・ミーア!』、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』
共同脚本:クレア・ダン、マルコム・キャンベル(『リチャードの秘密』

出演
クレア・ダン、ハリエット・ウォルター(『つぐない』)
コンリース・ヒル(「ゲーム・オブ・スローンズ」)

2020年 アイルランド・イギリス 英語
原題:herself/ 日本語字幕:髙内朝子
提供:ニューセレクト、アスミック・エース、ロングライド
配給:ロングライド
『サンドラの小さな家』公式サイト 

©Element Pictures, Herself Film Productions,
Fís Eireann/Screen Ireland, British Broadcasting Corporation, The British Film Institute 2020